ハイフ(HIFU)をするならエステかクリニックどちらがいい?効果の違いは?

ヒアルロン酸注入やボトストック、脂肪吸引や脂肪冷却など最新の美容方法は様々ありますが、手軽でダウンタイムもほとんど無く比較的効果が分かりやすいとして近年身近となっている施術はハイフ(HIFU)です。

最近では身近にハイフ(HIFU)を体験している人もかなり増えているのではないでしょうか。

しかし、周りにそういった知り合いが居なかったり、普段から美容エステやクリニックに訪れていなければ、あまり情報が得られない人もまだ多くいらっしゃいます。

ここでは、ハイフ(HIFU)をするなら「美容エステ」か「美容クリニック」どちらがおすすめかを解説いたします。

ハイフ(HIFU)とは?~簡単説明~

ハイフとは、超音波を集中して出力する特殊な美容機器を使用して皮膚内部(皮下組織、SMAS層、脂肪層)に熱を加えることで細胞に刺激を与え、人間の持つ “創傷治癒(自己治癒能力)” を利用した科学的な美容方法です。

人間の身体は “破壊と再生” を促すことで、常に新鮮な皮膚や筋肉を保っています。その機能を外部的にアプローチすることで “美容” に役立てているのがハイフ(HIFU)です。

ハイフは全身に施術することが可能ですが、主に顔(フェイシャル)エステとして利用される人が大半となっています。

「リフトアップ」「肌の潤い」「引き締め」「小顔効果」といった効果が期待できることが挙げられます。

皮膚内部に刺激を加えコラーゲン再生成を促すことができる

ハイフの一番分かりやすい恩恵として、「コラーゲン」の再生成があります。

若々しい肌を保つためにはこのコラーゲンがかかせません。コラーゲンの生成が促進されることで、肌にハリと弾力が生まれ、肌質も改善が期待されます。

しかし、コラーゲンは外部から直接摂取するのは難しいと言われています。そのためリジンやプロリンといったアミノ酸とビタミンCといったサプリメントを接種して地道に促すことは有用ですが時間がかかります。

そこで、人の身体は基本的にコラーゲンを一定量生成する機能が備わっていますので、直接アプローチすることで再生を促す美容医療が注目されるようになりました。

このハイフを取扱う美容エステや美容クリニックは非常に増えています。

「美容エステ」と「美容クリニック」のハイフに違いはあるの?

結論から言ってしまえば、違いは「取り扱える機器が違う」です。

ハイフとは、高密度焦点式超音波(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)の略で、超音波エネルギーを1点に集めて照射することができる機器です。

ハイフ(HIFU)機器は、狙った部位だけに熱エネルギーを届けるため、病気の治療としては前立腺癌の治療などに用いられている信頼性の高い医療機器です。

それを美容として活用したのが美容ハイフです。

このハイフマシンは様々な医療機器メーカーから発売されおりますが、一番分かりやすい違いは、“出力(照射する強さ=距離)”です。

ハイフ美容機器の出力の違いで効果が変わる?

ハイフ美容機器は、出力が大きな特徴の違いと説明しましたが、「美容エステ」で取り扱える美容機器よりも、医療機関で取り扱える美容機器のほうが“出力が高い” のです。

この “出力の違い” がアプローチできる “皮下組織の深さ” に直結します。

皮下組織には「真皮層=皮下1.5mm」「脂肪層=皮下3mm」「筋膜層(SMAS層)=皮下4.5mm」と層状になっておりますが、どの層にアプローチできるかは、この出力によって変わります。

もし、あなたがハイフによって「リフトアップ」の効果を求めているなら、SMAS層(筋膜)にアプローチできる高出力ハイフを取り扱える、「医療ハイフ一択」となります。

医療用ハイフのマシン一覧

ウルセラ、ウルセラ2、ウルトラフォーマーⅢ、ウルトラリフト、ウルトラリフトII、ウルトラスキン、ウルチェ、ウルチェリフトα、ウルトラセル、ウルトラセルQプラス、HIFU-HI-SONIC、スーパーハイフプロ、W-HIFU、エクストラスマートソニック、サーマソニック、シュリンク、コントレックス、スマスセラ、スマートソニック、ソノクイーン、ハイソニック、ハイパーSリフト、ベロハイフ、ミルフィーユリフト、ダブロ、ダブロゴールド、リフテラ、ユーティムス、ライポソニックほか

非医療用ハイフ(エステ用)のマシン一覧

ウルトラハイフ、ウルフィット、ウルトラシーリフト、フォーカスネオ、ディアーガ、ハイキュー、V-MAX、ダブロ(シーライン)、ディーフォーカス、ジーショットほか

出力が高いハイフ機器に危険性は?痛くない?怖くない?

高出力のハイフ機器の方が効果が高いというのはなんとなく想像できるかと思いますが、“出力が高い=痛い、怖い” といったイメージもありますよね。

たしかに出力が高いハイフマシンはエステで取り扱っている出力の弱いハイフマシンよりも慎重に扱わなければなりません。

間違った施術方法をしてしまえば、痛かったり、火傷の危険性、施術ミスなどが発生した場合のリスクが大きいと言えます。

医師や医療従事者の免許を持ったスタッフが居ることの安心感

エステサロンには、美容に関してのエキスパートはいらっしゃるかもしれませんが、医療に関する知識と免許を持ったエキスパートは医療クリニック(美容整形外科)にしか居ません。(最近では医師免許を持ったスタッフが常駐するエステサロンもあるそうですがここでは割愛します)

高い知識と経験を持つ医療スタッフのもとで、高出力のハイフマシンを使用して施術をしてもらうことが、一番効果を得られる理屈となります。

まとめ、ハイフエステと医療エステはどちらがいい?

いかがでしたでしょうか?

ハイフ(HIFU)とは、前立腺癌の治療にも用いられる超音波エネルギーを一定距離で照射させることのできる医療機器で、それの原理を利用して皮下組織を破壊し、コラーゲンの生成を促す。

結果、肌の潤いや引き締め、リフトアップ効果を得ることが出来る科学的なアプローチの美容方法です。

ハイフ機器には、エステで取り扱える低出力ハイフマシンと、医療機関が取り扱える高出力ハイフマシンが存在し、リフトアップや痩身効果を求めるなら高出力ハイフ機器がある医療エステ一択というのが結論です。

ただし、ハイフエステにもメリットはあり “初めてだからとにかく安全第一” “なるべく安いほうがいい” というのを希望する場合は、そもそも低出力のハイフマシンを使ったエステ施術をおすすめします。

そして、“どうせやるならしっかり効果を感じたい” “多少高額でも効果第一” という方は、高出力ハイフマシンを取り扱う、経験豊富な医療クリニック(美容外科)での施術をおすすめします。

ちなみに、高出力ハイフマシンは低出力の切り替えも可能なタイプがありますので、医療クリニックで試してみたいとお考えの方は、一度クリニックで「無料カウンセリング」などを利用して相談してみてから決めてもいいかもしれませんね。

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