医療ハイフとエステハイフの効果の違いとは？どちらがおすすめ？

ハイフ（HIFU)は、顔痩せやリフトアップ、美肌などの効果が得られるとして今やどこの痩身エステやクリニックでも導入されている人気の最先端痩身医療です。

それでも初めて施術を受ける人にとっては、必ず迷う疑問が出てきます。その中でも、代表的なのが「医療ハイフ」と「エステハイフ」の効果の違いが気になる。という点です。

今回は、医療ハイフとエステハイフがどう違うのかを分かりやすく解説してみました。

ハイフ（HIFU）の基礎知識

ハイフ（HIFU）とは「 Intensity Focused Ultrasound（HIFU）」の略語で、日本語では高密度焦点照射式超音波治療と呼ばれます。

と言うと、なんとも堅苦しく感じてしまいますが簡単に説明しますと、超音波の熱を肌内部に充てることで脂肪を壊す機械です。壊れた脂肪細胞は「創傷治癒」という、誰もが持っている自己治癒能力によって壊れた脂肪細胞を身体の外へ排出することで痩せ効果が生まれるというものです。

もともとは癌や前立腺肥大の治療などに利用されていた医療機器を、顔の引き締めやたるみを改善するための美容機器として活用しているんです。

それでは本題です。

ハイフを受けられるのは「医療美容クリニック」と「エステサロン」のどちらかですが、特に重要で大きな違いが２つあります。

細かな違いは割愛して、シンプルに説明しますと「エステハイフ機器は低出力」「医療ハイフ機器は高出力」という違いがあります。

医療クリニックで扱えるハイフ機器は、超音波出力が高いことが特徴的ですが、出力を間違えてしまうと火傷を負ったり神経損傷の危険（リスク）を伴います。そのため医療従事者が常設している医療クリニックでなければ扱えないというわけです。

その分、「脂肪細胞」を破壊する効果の実感が高いというメリットがあります。

さらに、肌深層（SMAS層）まで超音波が届くため、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を再生成させることが期待できますので、肌の潤いを促進させ、シワの解消も期待できると言われています。

ちなみに、医療クリニックでしか扱えない高出力マシンの施術は、エステサロンよりも施術費用が高めに設定されているのは、人によってデメリットとなるでしょう。

エステサロンで扱えるハイフ機器は、厚生労働省の取り決めで超音波出力が抑えられたマシンしか取り扱うことができません。

その分、医療従事者が居なくても比較的に痛みも少なく安全であることはメリットとも言えます。

さらに、医療ハイフと比べて施術費用が安いという点も嬉しいメリットとなるでしょう。ただし、出力が弱い分、効果の実感を求めると施術回数が増えてしまう傾向があるため、痩身効果ではなく美肌効果への期待に留めるのが良いかもしれません。

先程、医療ハイフはとエステハイフでは機器の出力に違いがあると説明しましたが、医療エステのハイフは出力が高い分、取扱いに気を付けなければなりません。

しかし、もし施術に関する事故はもちろん、施術での違和感などが出た場合でも、医療従事者が居るため不測の事態でも直ぐに対応してくれるという点が、大きな違いであり医療クリニックでハイフを受けることの “最大のメリット” と言えるかもしれません。

最後にまとめとなりますが、医療ハイフとエステハイフの違いは「取り扱えるエステ機器の出力の違い」があり、それにより効果の実感も変わってきます。

どちらがおすすめか？について、ここでは下記のような結論付けをしてみました。

エステハイフのメリットは、出力が抑えめですが美肌効果には期待できます。

痛みも少なく、何より施術費用もできる限り安い方がイイ！という方はエステハイフがおすすめです。

医療ハイフのメリットは、高出力により美肌効果と痩身効果の両方が期待できるという点です。

ハイフはダウンタイムがほとんど無いのが特徴ですが、出力の高い医療ハイフの場合、チクっとした強い痛みを伴いことがあります。

しかし、医療従事者が居るクリニックなら不測の事態にも対応してくれる安心感がありますので、「とにかく痛いのが嫌だ！」という方でないなら、効果の期待度が高い医療ハイフがおすすめです。

ちなみに、医療ハイフも “出力調整が可能なマシン” を導入していたりもしますので、まずは無料カウンセリングで、使用している機器の確認や説明、施術事例などを聞いてから判断してみるのも良いかもしれません。