数ある痩身療法の中で、特に注目度の高い「ハイフ（HIFU）」。
ハイフ（HIFU）は超音波熱で肌脂肪細胞を直接破壊、老廃物として体外排出させることで痩身効果を期待できる人気の施術方法です。
また、出力の高い機器の場合はSMAS層にまでアプローチし、コラーゲンやエラスチンの再生成を促する効果も期待できることから大変注目されています。
既に体験されている方も多くいらっしゃり、個人差はあれど効果があったという声も多く寄せられているようです。
一方、施術による痛みや施術後のトラブルなどが心配とのことで、施術を躊躇してらっしゃる方も見かけました。
そこで、この記事ではハイフに関する「痛み」や「ダウンタイム」その他の懸念などに特化してまとめ解説いたしましたので、どうぞご参考くださいませ。
ハイフは痛い？いつまで？
ハイフは1点に集中して超音波熱を照射する痩身医療機器で、基本的に一定値以上の脂肪層がある箇所なら施術が可能です。
ハイフの単位は「ショット」と呼ばれており、超音波を発する数＝範囲で価格も変動します。
この「ショット」という名称が誤解を生んでいるようで、レーザー脱毛のようにバシッ！バシッ！っと打つたびに傷みを伴うイメージを想像されることがありますが、そうではありません。
どちらかと言うと美顔器のように、ジェルを塗りクルクルと撫でるような印象を想像されると良いかもしれません。
脂肪層が少ない＝骨に近い箇所は痛い？
ハイフは、基本的に痛みというものはほとんど無いのがハイフが人気となっている理由のひとつでもあります。
ただし、脂肪層の少ない箇所や頬骨やおでこなど骨に近い箇所は、超音波の影響を受けてピリピリと違和感を覚える場合があるようです。
ほとんどは痛みというほどのものではないようですが、これはハイフ機器の出力によっても痛みの度合いが異なるようです。
エステサロンで導入されている出力の弱いハイフ機器にはこのようなことは少ないですが、出力の高い高性能の医療ハイフ機器の場合ですと、その痛みの度合いが多少出てくるようです。
これは、施術者の経験や技術によっても変わってくるようですので、「絶対痛いのは嫌だ！」という方は、経験値の高いクリニックで施術を受けられることをおすすめします。
そして「痛みに弱い」という旨を伝えて、痛みを伴いそうな箇所はなるべく避けるようにしてもらうと良いでしょう。
ハイフ（HIFU）のダウンタイムはある？
痩身医療において手術および施術後に伴う「ダウンタイム」が気になる方は大変多くいらっしゃいます。
ハイフ（HIFU）は、基本的にダウンタイムは “ほとんど無い” と言われていますが、これは多少個人差があるようです。
ハイフは非常に安全と言われていますが、ハイフの超音波熱を照射によって、肌に熱が伝わることで敏感に反応を示す方もいらしゃるようです。
軽い反応ですと施術後に「赤み、むくみ、腫れ」を伴い、日焼けあとのときのように火照りを感じる方もいるようです。
しかし、多くの方は長くても約1週間程度で落ち着くことがほとんどですので、あまり気にしすぎず様子を見てみるとよいでしょう。
ただし、あまりに傷みが酷い場合やどうしても心配な場合は施術したクリニックに気負いせず相談されることをおすすめします。
快く相談に乗ってくれるクリニックであることが今後のお付き合いの指針となると思います。
ハイフをやったら火傷した？
ハイフに関して一番心配されるのが「火傷」についてかと思います。
ハイフの超音波熱は脂肪細胞を破壊するくらいだから超高温なんだろうな…という想像をしてしまいがちですが、実際の温度は70℃前後です。これは新しいコラーゲンを再生成させる適正温度と言われているからです。
火傷と言う言葉ですと非常に危険な印象を受けますが、日焼けを想像されると印象は変わるかもしれません。
皮膚内部が局所的に日焼け状態になることで、火照りと火傷の中間くらいの症状が現れるようなイメージです。これも、長くて2週間程度で収まってくると言われていますが、火照りを抑えたり、美容液などで肌の水分補給をしたりと、施術後のケアをしっかり行うことが重要です。
しかし、それでも火傷のリスクが無いわけではありません。
肌慣れなどもあると思いますので、はじめは温度を低く設定して肌に相性を確かめてみるというのも良いかもしれません。そういった配慮ができるハイフ施術の実績が高いクリニックで施術を受けられることをおすすめいたします。
まとめ
筋膜層（SMAS層）に超音波を局所的に照射することでコラーゲンの破壊と再生を促す施術として注目されているハイフ（HIFU）。
施術中の痛みは、低出力ではほとんど無く、効果の高い高出力の場合でも脂肪層の少ない箇所や骨の近い箇所でピリピリとする程度です。
そして、そもそもダウンタイムがほとんど無いことがハイフ美容痩身のメリットとも言えます。
70℃前後とはいえ皮膚の奥に熱を加えるため、火傷とまではいかずとも火照りやむくみといった違和感が出る場合があります。
ハイフを受けて理想の肌質や小顔、痩身に近づけるには施術後のケアが非常に大切です。
それと、施術者が手動で行うハイフだけに経験値や技術が重要となりますので、これからハイフ療法を受けようと考えている方は、実績と技術の高いクリニックへ行かれることをおすすめします。
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